優勝
No.8 糟谷正治


使用タックル
- Rig
- :リーダーレスドロップショット
- Rod
- :ラグゼサーミス677
- Reel
- :ダイワSSSV 105XHL
- Line
- :クレハシーガーリミテッドR18リミテッド16ポンド
- Lure
- :Berkleyパワーホッグ4(黒青ラメ)
- weight
- :7g
- Rig
- :リーダーレスドロップショット
- Rod
- :ラグゼサーミス677
- Reel
- :ダイワSSSV 105XHL
- Line
- :クレハシーガーリミテッドR18リミテッド16ポンド
- Lure
- :Berkley マンティスバグ(ジューンバグ)
- weight
- :7g
エリア
- 北部本湖
- :南岸パラアシ
プラクティス
<1週間前まで>
今年の1~2月は例年よりかなり暖かったこともあり、鹿島エリアで複数のバスをキャッチしていました。しかし3月に入ってからは、急激に冷え込んだり、大荒れの天候が週末に重なって、満足なプラのできない状況が続きました。
前週の15日もこの時期定番のスポットを回るも、前日に強烈な寒気が入った影響から完全ノーバイト。活性が高いのは沼人だけという、毎年懲りずに甚平へ突入しては散っていく同胞達の姿に、目頭が熱くなってしまいました。(笑)
さて、この日までの沼全体の印象としては、エリアによって水温が16℃位まで上がる日もあるが、冷え込みによって10℃に落ちてしまう日もあり、シーズナルな動きが止まってしまっている。コイやヘラもパラアシに集まってきてはいるが、ハタキたくてもハタケずにジッとしており、バスもスポーニングまでは少し時間がかかりそう。そんな感じでした。しかし天気予報を見ると、試合までに右肩上がりで気温が上がる予報となっており、急激に良化する可能性があると考えていました。
<前々日プラ>
朝一の水温が14℃もあったことや24日に新月が控えていることを考慮して、自分の好きな北部のスポーニングエリアに向かいましたが、朝方まで吹いていた南風が北寄りの強風に反転したことで、両岸ともかなりの濁りが発生していました。
パラアシメインで春の釣りを展開するものの、バスからの反応はありませんでしたが、アシの成長度合いやコイとヘラの動きが自分のイメージに近く、濁りさえ取れれば何とかなりそうな印象でした。天気予報では、翌日は南寄りの風が吹き暖かくなるとの予報が出ており、明らかに変わる予感。前日プラでそれを見極めることにしました。
<前日プラ>
朝一の水温は前日とほぼ変わりませんでしたが、予報通りに南寄りの風が吹き続け、気温・水温ともに上昇しました。
早速前日入った場所に向かってスピナーベイトを通すと、複数のパラアシでイメージ通りのバイトがあり、キロオーバーを含む数本のバスをキャッチしました。
釣り方はネストを意識したバスが近くのパラアシに集まってきており、それをショートキャストの巻きの釣りで絡めとっていくイメージ。撃って釣れなくもないが、ネストそのものに固執する前の段階であり、内外をフラフラする傾向があるので、巻きの方が効率よくカバーできる。風は必須だが、風の質や受ける波の質によっては口を使わなくなる。また放射冷却の影響が残る時間帯は口を使いにくい。そんな印象でした。
試合当日
前日に理想的なバイトが複数回あったスペシャルなパラアシに向かうも、目の前には小池さんの姿が・・・。
完全にテンパっていた私は、強引に前に入って釣りを開始したところ、(小池さんすみませんでした。)すぐに小池さんが良型をキャッチしました。
この1本で逆に冷静になり、ここは小池さんの場所であると判断し、すぐにその場を離れることにしました。
前日は、この場所以外の2箇所でバスをキャッチしており、想定よりも少し時間は早かったのですが、南岸のパラアシに向かうことにしました。しかし、風はイメージ通りにあたっているもののバスからの反応はありません。そこでパワーホッグのリーダーレスダウンショットをスピナーベイトで通すラインよりも、インサイドに入れてスイミングさせると1,400gをキャッチすることができました。
この1本でネストへの執着が一層増した状況と判断。
同様の釣りを続けると、南西が強まったタイミングでバイトラッシュが起こり、畳二畳ほどのスポットから3本をキャッチすることに成功、最終的に5バイト4キャッチで入れ替えを行いこのウエイトとなりました。
表彰式インタビュー動画
自己PR
今回は3日連続して北部のマニアックなパラアシを攻めるという
「もうお腹いっぱい」
の釣りをしたからか、ヘトヘトに疲れてしまって帰宅早々どろ人形のように眠りこけました。
しかし、翌朝は鹿島で釣りをしている夢から覚めるという、我ながらどんだけ釣りが好きなんだと呆れてしまいますが、それだけ夢中になれるものがあるということと、支えてくれる家族に感謝しつつ、普段仲良くさせてもらっている蓮香さんと一緒にお立ち台に上がることができたのは、本当に良い思い出となりました。
今年は最高のスタートダッシュが切れたので、年間目指して頑張りたいと思います。