優勝
No.16 長妻安則


使用タックル
- Rig
- :テキサスリグ
- Rod
- :フェンフィック テクナ 7.3 MH
- Reel
- :
- Line
- :フロロ12lb
- Lure
- :Berkleyパワーホッグ4
- weight
- :3/16oz
- Rig
- :ノーシンカー
- Rod
- :パームス エッジ PCG-604
- Reel
- :
- Line
- :フロロ12lb
- Lure
- :ギャンブラー シャッド6
- weight
- :
エリア
- 西部本湖
- :川鉄ワンド
- 鹿島川(竜神橋より上流)
- :竜神橋~京成陸橋
試合当日
まず今回の一番のキモはバスをどうやって釣るかではなくて、中村孝宏(ラッキーボーイ)をどうやって釣るか(竿ではまじで折れるので、話術で・・・)だった。今シーズンの初戦辺りから仕掛けていたがなかなかバイトせず、ようやく4戦目に同船となった。(ちなみに5戦はもう予約済みらしい。)
冗談はさておき、印旛に約2ヶ月ぶりに来た僕は状況すらまったく判らないかったので、とりあえずラッキーボーイ(以後LB)を乗せ、晩夏に実績のある鹿島川に向かった。
まずは竜神橋を越えて左側から6インチシャッドを水面でスライドさせるとすぐに反応があった。しかしLBと話込んでしまったため上手く合わせられず、本当にこんなんでラッキーなのかよと思いつつも次の2投目で思いっきり水面が割れた。
でかすぎる。
推定2,000gはありそうな豊満なボディ。しかしまた空振ってしまった。
本来なら、悔しくてその時点で『終了!!』のはずなんだが、その日の考えは違っていた。『今日はいけるかも・・・。』ってね。『豊満には豊満を呼ぶのか?!』などくだらないことを考えながら(本人目の前で決して言えません。)どんどん上流に上っていった。
(その間、長妻バイト2回ノンキー1本・LBバイト3回ほど)
そして、今回一番期待していた右カーブのアウトサイド側を流し始めて30分後、葦とモグラの切れ目に投げ、着水と同時にガサッ・ガサカサガサッツと当たった。力一杯合わせると、フリッピンロッドがバットから曲がる。『でかい!!こんな奥から抜けるか?!』でもこのままではバレると思い、思い切って引きずり出した。するとうまい具合にふっかふっかのモグラじゅうたんの乗ってくれた。サイズが1,600g。時間は8時頃、幸先のいい魚だった。前回の3戦の時に小耳ちゃんが『中村はランディング、ちっとも手伝ってくれん。』と言っていたが、真剣だなと思いネットを手元に置いた。
2本目は10時頃、佐倉橋と京成陸橋との間のやはりアウトサイドのモグラの隙間にテキサスを入れるとすぐにギュンギューンという素晴らしい当たりが・・・。
『よっしゃーいただきまーす!!』
と思いっきり合わせた。するとモグラ島が少し船のほうに寄って来た。ナイス合わせだと思った瞬間リールがもぎ取れた!?。魚はついてるか半信半疑だったがとりあえず堪える。すると若干だが、生命感がある!!結構カレントもあったためにエレキ操船も上手くいかない。パニッくっていると、バックシートからLBがネットで獲ろうとしてる。助かったと思って安心したら、とんでもない!!ネットがモグラに引っかかって魚にたどり着かない。もーだめだと思っていたらLBが葦やモグラを掴んで船を寄せてのハンドランディングでのゲットとなった。これまたグットサイズの1,100g。
その後、上流に向かったが強風のため引き返すことなった。
鹿島を出て、残り賞味30分。でもこの時点で不思議に焦りはなかった。何故なら最後に行く場所で必ず釣れると思ったからだ。昨夜から頭によぎっていた秋早とちりパターンという推測のもと川鉄ワンドに直行した。すると先行者が居るようで、白のチャンピオン船・森脇さんだ!!『お友達でよかった!』と思いつつ、低姿勢で『反対側、流してもいいですか?』と聞くと『もちろんいいですよ!』と快くOKしてくれた。森脇さんに少し話しを聞くとワンドで2本取ったらしい。これは苦しいかもと思いつつも最後まで諦めずキャストし、最後の葦も打ち終わった。
あとはこの護岸だけは丁寧にやろうと思い3投目、若干だがラインが動いた。ゆっくり聞き合わせした。重みが竿に伝わった。『魚だ!!』とそこから大きく合わせた。なかなか上がって来ない。でかいかもと思い、慎重にやり取りする。魚が見えるとこれまた豊満系。さすがに抜けないと思い、
『ネット!!ネット』と興奮して叫ぶ
と、なかなか出てこない。ここで一発、エラ洗いされたがセーフ。後ろを向くと竿とネットが絡まっていて、それを取ろうと必死になるLB。いままで抜こうとして泣いたことが何回があったので、ネットが出るまで少し粘ってネットでのランディングで終了となった。魚は1,300gくらいだった。
自己PR
今回の試合は、LB中村孝宏さんをウワベだけの友情ではなく「真の友情」を感じることができました。『有難う!!』また今回の唯一の汚点は、たくさん協力してもらった中村さんに魚を釣らせてあげられなかったことです。『御免なさい!!次は釣らすからまた乗ってね』
チマタでは、『無冠の王』だとか『実は釣り下手』説が流れていますが、この優勝によってかき消されたことでしょう!!しかし今回の優勝に満足せずに、次からも
『ALL OR NOTHING』
の精神でガンガン優勝を狙って行きたいと思います。プロゴルファー青木の名言『一度の優勝はさほど難しくない。2度目の優勝が本当に難しいんだ!』その言葉の意味が理解できるように・・・。