第2位
No.11 足立圭剛


使用タックル
- Rig
- :ネコリグ
- Rod
- :フェンウィックゴールデンウイングコンペティションGWC-65SL
- Reel
- :エンブレムZ2500
- Line
- :ファイヤーライン16lbs
- Lure
- :ZBC スワンプクローラー(内緒カラーw)
- weight
- :ワンナップシンカー1/16oz
エリア
- 新川東部(船戸-阿宗)
- :阿宗橋下インビジブル
プラクティス
過去数年間の夏及びここ数週間の実績、シーズナルパターン、印旛NET会員ページ(笑)などの情報を勘案し、鹿島川上流部を中心にプラクティスをおこなった。
結果として、バスはメインベイトのオイカワやイサザを活発に捕食しており、マッチザベイト、且つ横ではなく縦の動きに反応が良いことを発見した(ちなみに前週は横の動きでした)。
具体的にはワンナップシャッド5のピシピシ&フォールと、カットテール5インチワッキーノーシンカーのフォーリング(共にエロピンク)。流れをプロテクトするようなストラクチャーにタイトにキャストするだけでイージーにバイトを得ることができ、なおかつ、嵌れば1,500gフィッシュもザラというクオリティを目の当たりにして石井選手、糟谷選手らとほくそ笑んだ。
ただし、毎度のことであるが、この鹿島川バスというのは非常に足が速く、ベイトや水質次第で1日で天国から地獄へと転がり落ちることが多々有り、外した場合にはフォローがしずらいところではあるが、今回のプラクティスで回った感じでは他にフォローになるような場所も無いというのが本音であり、あえて銀座も予想される鹿島川上流冒険プランを立てて本戦に挑んだ。
ちなみに1,500gフィッシュは「宝くじ」で誰が獲るかは予想もできなかった為、アベレージである800g~1,000gで揃えることをとりあえずの目標に置いた。
試合当日
予定通り鹿島川上流羽鳥橋手前を目指す。予想に反して鹿島橋より上流を目指す選手は少なく、結果的に4~5名程度であった。ひとまず実績のある羽鳥橋手前の左カーブに入り、水門まで流していく・・・。
開始3時間で2桁のバイトを得るも・・・釣れてくるのは全てノンキーであった。ある意味予定通りの展開に糟谷選手、石井選手らとともに苦笑いをしながら徐々に下流へと下っていく。京成鉄橋付近で家来の宮本(のちのウインナー?!)が2本目を獲ったのを見て気合いを再度入れ直し、困ったときのインビジブル頼み大作戦に切り替える。
JFE足立ワンドか新川エリアの各インビジブルか、はたまた山田橋に入るか迷いつつ、回遊のワンチャンスが期待でき、最もビッグウェイトが期待できる新川を選択。
阿宗橋下に入り周りを見ると・・・言葉では上手く表現できないが、何となく釣れる時の雰囲気があり気合いを入れる。この時点で11時。しかし、気持ちに焦りが無いどころか、勝てる気さえしてきた(笑)。
そして動かざること30分・・・。
居付きのノンキーを数本絡めつつ、いつも通りバスの通り道にスワンプのネコリグを投げ続ける・・・と、フィッシュアラームが鳴り始め・・・
ゼニガタイム突入(謎)。
速攻でまずは700gを仕留め、次のキャストで阿宗回遊バス特有のひったくるようなバイト!!いつもだとここでアンカーに擦られてラインブレイク&ゼニガタイム終了であるが、今日はどうにか持ちこたえ・・・
遂に1,300gのキッカーをランディングに成功!!
ここ数ヶ月の間掛けては切られ、掛けては巻かれを繰り返していただけに震えが止まらなかった・・・。何度かの締め込みをかわしている時間が10分にも15分にも感じた(実際には恐らく40秒台後半w)。
ベイトタックル&太いラインでは繊細にワームを操れず、スピニング&細いラインではラインブレイクされてしまう阿宗の回遊キッカー。悩みに悩み、考えに考え抜いた末の阿宗キッカー対策・・・。
それがGWC-65SL+ファイヤーライン16lbs
ワームを躍らせバスに食い込ませる為の繊細なティップと2kgの魚の突込みにも耐えられるであろうハードなバット。更に切られない、切らせない為のファイヤーラインの投入。毎週のように某「投げ」富里プラザのライン売り場で悩んでいた。前回の千葉チャプターではほっすぃ~の華麗なロングストローク電撃スイープアワセ(長いw)も参考にさせてもらった。
そしてやっと獲れた・・・。
だがしかしっ!阿宗のクオリティはまだまだこんなもんではない筈・・・と、落ち着く間も無くリミットを作るべく投げる。そして3投連続!!だったが、敢え無くノンキーでゼニガタイム終了。
ん~タフコンディションとはいえ、残念ながら7位~ぐらいかな?と予想しながらうなだれて帰着。が、意外や意外、2位に踏ん張ることができた。
改めて印旛では邪道とされるインビジブルの釣りの破壊力に乾杯です(笑)。
自己PR
今年の一部での公約である、印旛トーナメント(チャプター含)におけるお立ち台3回をハイレベル?(優勝1回、準優勝2回)で達成できたことをまずは嬉しく思います。そして、昨年まではビッグフィッシュに魅了され、「大きいんだけど、1本」なんて試合が数多くありましたが(まぁ、それはそれでアリだと思いますが)今年は初心に返り「食わず嫌いなこともやってみる」をテーマに、限られた時間(つーても週1は必ず浮くようにしてます)の中でいろいろな場所、釣り方を練習するようにしています。
今回は以前から得意であった阿宗橋下インビジブルでの回遊キッカーを仕留めましたが、引き出しが増えたことで、たとえ11時の時点でノーフィッシュであっても焦らず余裕を持てるようになり、昨年までの山有り谷有りな成績がだいぶ安定してきたように思います。また、今回の上位陣の顔ぶれをみて皆さんお分かりかと思いますが、こういうタフった時だからこそ、日頃の練習量や経験の差、引き出しの多さが顕著に表れたように思います。
優勝の宮本はご覧のとおりアフォですが(笑)、月の釣行日数は平均10日を超え、アメニモマケズカゼニモマケズがんがってます。経験もだいぶ積んできました。
そんな宮本に一言。
あんまり調子に乗ってんじゃねぇぞ、ゴノレァ!(笑)
でも、おめでとう!!でもでも、次こそは優勝もらったぜ!
ハッスル、ハッスル!(ん?)
↑つーか、文章の長さでNAB21レコードか?(笑)↑