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2025 SEASON TOURNAMENT 3rd STAGE 優勝レポート

(日)[印旛沼]

優勝

No.21 田村英之

使用タックル

Rig
:ノーシンカー
Rod
:テクナGP 65MLP+
Reel
:ルビアス2506
Line
:PE0.8号 リーダーフロロ10ポンド
Lure
:OSP ドライブクローラースリム
weight
Rig
:ホバスト
Rod
:オリジナルロッド61UL
Reel
:ルビアス2506
Line
:PE0.4号 リーダーフロロ5ポンド
Lure
:EG ラストエースF80
weight

エリア

手繰川・小竹川

プラクティス

前週は鹿島川と高崎川をチェックし、両者ともに好反応でした。

金曜日に鹿島川と高崎川を再度チェックしに行くも、高崎は自分的には終了。
鹿島は釣れれば1200gくらいが期待できそうだが、3本は無理だろうな、といった感じ。

前日土曜日は神崎川をチェックし、700gベースなら3本揃いそうだな、と鹿島川と神崎川を天秤にかけながら、最後の手繰川のチェックに行きました。

結果、質・量ともに手繰川に勝るものはありませんでした。

試合当日

先行する吉田選手に声をかけさせて頂き、手繰川に一番手で入ることができました。吉田選手ありがとうございました。

後続もいなかったので、ゆっくり流して行くと、竹の下をクルーズしている子たちがうっすら見えますが、この子達は基本私には釣れないので、無視してどんどん上流へ上がります。

水深と水が切り替わるくらいから、竹の奥へパワーフィネスを開始し、早々にバイトを得ます。
んが!そこは流石の私。3回出て全てフッキングとともに口からルアーがすっぽ抜けてきました……ははは。

気を取り直して、上流のフラットエリアでアプローチを開始するも、すごく目がいい子たちで騙せません。普段はあんなに濁った中で生活してるのに、レーシック手術でも受けたのでしょうか。
ん?てことは、普段のマッディな水でもよく見えてるんですかね?誰か今度教えてください。

仕方ないので、自分と木を一体化させ、バスの通り道にルアーを置いておきました。
おかげで船の上で、カエル、クモ、アリ、カマキリ、カタツムリと同居生活です。
待つこと10分ほどで1200gが拾い食いをしてくれました。

さらに上流に進みますが、フラット上にはまだ魚が上がってきてないようなので、一度下ると今回2位の人が…
絶対負けないぞ!と気合いをいれ、1匹目を釣った場所で再度、木と同化しました。
5匹くらいの出会いと別れの末、同じように拾い食いしてくれたのが1400g。

時は満ちた。そろそろ上流フラット勝負と再度侵攻を開始すると、2位の人が下ってきます。魚いないとのこと。
どうやら、2位の人の大声で魚をビビらせプレッシャーを与えてしまったようです。

まぁ太陽が昇ってからが勝負でしょと思っていたので、この時は余裕だっぺとタカをくくっていました。
しかし!前日よりも明らかに魚の数は減り、オイカワにつくやつもいません。
2位の大声恐るべし……

こんな時、今は亡き親友、菊池学はいとも簡単に釣りやがることを思い出しました。
悔しいですが、サイトフィッシングにおいて、私は彼には勝てませんでした。

おいおい、今日くらいよくね?釣らせてくれよー!と願った瞬間、眼前でオイカワボイル発生。

学くーん!!!

しかもそいつは2回目のボイルに向けて臨戦態勢を継続しています。気づかれないように、そーっとボートとキャストでオイカワの群をそいつの方へ誘導し、そいつがオイカワに襲いかかる瞬間、私のキャストしたラストエースへ方向転換、吸い込みました。1400g。11時15分。

そこから先は熱中症なのか、サイトで神経使いすぎたのか足の痙攣が止まらなくなりました。
日頃の体力作りを怠った自分に腹をたてつつ、ゆっくりゆっくり帰着に向かいました。

表彰式インタビュー動画

自己PR

昨年度から参加させていただいています、田村と申します。
泣かず飛ばずでしたが、今回の初優勝とても嬉しいです。

岩渕さんの御逝去のことを伺いまして、同じ病で親友を亡くした私から申し上げます。
岩渕さんは皆さんの中に生き続けています。
私は直接の面識はありませんが、私にとっての学がそうであるように、毎回の釣りの最中、岩渕さんに問いかけてみてください。
きっと、今回の私のように力を貸してくれるはずです。

学、超お待たせ。やったぞ!