NaritaAirportBasser21NaritaAirportBasser21

2002 PARADISE TOUR in 八郎潟(5/7)

2002年7月19日(金)-21日(日)

トーナメント

さぁ一夜明けて、ここ八郎潟は朝から強風に見舞われ、湖面には数万匹のウサギが群れを出していた。PARADISE TUOR 2DAYSは、特別ルールを設けたトーナメントを開催することになった。バスボート一台に3人で、一人1匹の計3匹の総重量での勝負となった!ボート割りは、前日に行い、下の表のように決まった。

TEAMメンバー
SKEETER ZX195古澤、下竹、林
SKEETER SX185石井、湯本、川嶋
HYDRASPORT LS185冨塚、佐瀬、齊藤
HYDRASPORT LS175早川、綾子、市原
HYDRASPORT X260長妻、平蔵、石渡

さぁ、優勝は、どこのチームに!


冨塚選手のトーナメントレポート

朝起きて湖岸に立てば昨日以上にザブザブの東部承水路である。もちろん、「今日も近場で・・・」と心に誓ったのは言うまでも無いが、今日の同船者は「つるべぇ氏」と「斎氏」、わがままな二人である。この二人、ボクの「今日は近場で・・・」の言葉を聞くはずも無く、「ず~っと北上して風裏に行こう!」と主張する。加えて、「そこにはパラダイスがあるんだよ!」と行ったことも無いくせに、三蔵法師みたいなことを言う。なんとかそれを「近場にいい場所、見つけたんだよ。」と説得し、昨日の2段アシ(勝手に命名)に入る。するとなんとそこには昨日一緒に乗ったしもっちが、ボーターをさしおいてスキーターZXをまるで自分の船のごとく操船しているではないか。しかも昨日と同じウエッピング。こうなればエリアをシェアするしかないということで、さらに奥へ船を進めるも今日はこのエリア、風が思い切り当っている。それでもお互い意地があるのでなかなか離れられない。と、そこを激荒れの中、残存湖方面に向かうアホな黄色い船が一艇・・・。

ちゅま艇である。

信じられない、あの中残存湖に向かうとは・・・無事を祈りつつ釣りを続けると、あっという間に戻ってくる黄色い船。やっぱり無理だったらしい。と、その瞬間、波に叩かれた黄色船からは飛び出しエレキが水面に刺さり、マウントが折れ、あっという間に彼らのパラダイスツアーは終了となったのであった。(合掌)

結局、昨日パラダイスだったその場所は今日は何も起こることも無く、次なる場所を探すことになる。「良い場所が・・・」と言っておいて何も起こらなかったため、次の言葉にまったく説得力が無くなったため、ワガママペアの意見が勢いを増してくる。2対1で押し切られたので仕方なく、かなりの距離を北上する。

大きく東部承水路は左にベンドしたところを過ぎると、ウソのような風裏であった。「ほらね!」と、つるべぇと斎はすっかり勝ち誇っている。(注:まだキャストしてません)

今日はニギリ大会、実際釣らなきゃ話にならないので、そそくさと釣り開始である。とりあえず、リップラップ~アシ~ウイードと、一口で三度美味しいみたいなエリアを流す。と、いきなりボクにヒット~!である。小さなアシの先端にセンコーのテキサスを入れた途端、食ってきた。(相変わらずセンコーである)なかなかのグッドサイズである。(すかさずキープ!)

その後、流しながらポツポツ釣っていく間に何となくキモが見えてきた。どうやら大きい君はアシについているようだ。リップラップには魚はあまりいない。そして最大のキモ、数を釣るならその沖のウイードである。実際、3人で流しても圧倒的にウイードを打っている自分が釣れる。

まあ、しばらくは黙っておこうと、2人の釣りを見ると、斎はリアでバイブレーションを投げている。どうやらブレークをトレースしているようである。何度もあたるのだがなかなかフックアップに至らない。本人いわく、「フックがダメなんですよね。このバイブ。」だったら違うの投げりゃいいと思うのだが、それでも同じモノを投げ続けてバラシ続けている。この辺がこの男の理解不能な部分である。

対して、つるべぇはリップラップ&アシを打っている。フロントでエレキを踏んでいるのでそれなりに釣れているが、爆釣とは行かないようだ。

相変わらずボクだけ釣れるので、2人から文句が出る。そこで「ずぃーくれっと」だったルアーと重さと釣り方(幻のトントンメソッド)を公開する。しかし、それでもなかなか同じようには釣れない。斎にいたっては、ボクの使い終わったセンコーを拾ってリグりだす始末である。まったくこの男にはプライドってものが無い。実はこの「トントンメソッド」一つキモがあったのを言い忘れていた。頭の中でジュディ&マリーの曲を歌いながら、ウイードの中をトントンするのである。実はここが最大の「すいーくれっと」だったかもしれない。(2人ともゴメン)結局、30本近くとりお腹いっぱいになった。

しかしそんなこんなの中、両氏ともナイスサイズを追加し、残り30分エリア移動をすることにした。スタート地点に向けて戻ると次第に風が強くなり、波も高い。橋をくぐるのに一旦プレーンを解いたのだが、ザブザブ&向かい風で船がプレーンしない。ここで命知らずのつるべ氏の出番である。無謀にもフロントデッキに上り、暴れるバウを体重で押さえにかかる。すると見事に船はプレーンし、何とか大潟橋付近まで戻ることが出来た。

最後の駄賃に昨日最初に入ったナイスアシを打とうと近づくと、そこにはまたしもっちが・・・(昨日、一緒に乗ってるから当然である)相変わらず良い感じのアシを流していると、つるべぇのロッドがドカンと引き込まれた。油断していたつるべぇはアワすことすら出来ず無常にもタイムアップとなった。もしかするとアレが今回の最大魚だったかも知れない。

我が船はニギリも圧勝だったのは言うまでも無い?!。

とか何とか言っていますが、実際結果のほうは?!

Hisashiトーナメントレポート

2日目はトーナメントということで、これまた抽選で、パートナーが決まる。この日は石井さんのスキーターに湯本さんと乗ることとなった。すると石井さんが、久司にまかせるよ!と言ってくれたので、全て自分のプランで行かせていただきました。

船を浮かべ、スタート待ちの時ドック内で、早速1匹釣れたが、会長と目があってしまい、リリースした。

この日は昨日より風が強く、昨日よかった残存湖に流入する川に行こうと試みるが、危険なので比較的、近場の川から攻めることにした。しかし、ここは、水質がクリアーすぎて、魚が薄いと思ったので、一つ南の川に移動。

ここもクリアーだったが奥のほうには濁りが残っていて、センコーのテキサスで小バスと小ライギョをキャッチ!(おいおい)

そこで、昨日の川に入ることにしたがここもクリアーになっており全く反応なし!やはり濁りがKEYだったと感じ、川の外で魚探をみながらクランクでリップラップを攻めていると、すぐにバイト!同船の王様(湯本さん)と数本とれたが、石井さんにバイトはなく、時間も迫っていたので、スロープ前にもどり、みお筋をねらった。

すると石井さんに待望のバイトがありリミット達成!しかもサイズ、コンディション共にいい!勝てると確信したが…

最後に、今回の八郎潟はパラダイスとまではいきませんでしたが、釣果ではなく、こん様な楽しいツアーに参加し、NAB21として親睦が深まった、それだけでもとても素晴らしいと思いました。自分もNAB21のメンバーなんだなと実感できたし、そして来年も今回参加できなかった方々も一緒に行けたらいいなと思います。

会長をはじめ、実行委員の冨塚委員長、他、参加された皆様ありがとうございました。

続きはこちらから