No.16 小池秀雄

2019NAB21 AOY獲得
この現実味のない出来事を実感させてくれるのは、リビングの片隅で少し居心地が悪そうな大きなトロフィーの存在。記念に一時的にお借りしました。
誰も予想しなかった結果だったと思います。
第3戦終了時点で年間暫定5位。第4戦で少しでも差を詰めようと頑張りましたが結果は9位。
第4戦終了時点で年間順位は暫定3位まで上がりましたが、ポイント差は24点まで開いていました。
当たり前ですよね。それでなくても差があるのに大渕さん・山添さん揃ってお立ち台ですから…。
それでも「条件付き」ながら可能性があるからには全力で楽しまなくては!ということで翌日には1ヶ月後の有給届を提出しました。
ウェイトポイントを考慮しないで単純に24点を逆転する条件は「自分が優勝」で「上位2名が5点」という冗談みたいな奇跡が必要…と。どちらかが、とか考え出すとキリがないのでシンプルな条件だけを認識しておくことにしました。
そもそも2人ともが外すとは考えにくく、プラの撮影予定も台風で中止になったことで細かい数字を聞かされてプレッシャーをかけられる?こともなく、日々妄想を繰り返しながら前々日のプラへ。
そしてプラから試合の流れは入賞レポートで書いたとおりで3位入賞。
優勝には遠く及ばない。2位とは10g差の3位。
年間ワンツーの2人がノーフィッシュだったというのは、なんとなく伝わってきましたが、この「1点」で届かなかったかな、と思いました。
なんとしても避けたかったのは、自分が釣ってくればチャンスはあったのにそれを逃すこと。釣るしかない状況で自分が出来るこれ以上ない結果を出せたので悔いはなく、細かい計算なんかは一切しませんでした。
それなのに…お弁当タイム後の表彰式待ち時間。
優勝してウキウキの桜井さんは隣でウエイトポイント計算し始めるし(笑)。
AOY経験者の高木さんは笑顔で「緊張してます??」って聞いてくるし(笑)。
でもそんな時間が楽しくて、緊張どころか意外とリラックスしてました。
そしてまさかの逆転AOY
インタビューでは棚ぼたと言いましたが、訂正させて頂きます!
今まで釣った魚達も、釣れない時間も、その全てを少しづつ積み重ねてきた自分の「会心の一撃」で掴んだ年間優勝だと。
実力なんかは全然足りてません。いつも色々な人にたくさん質問して教えて頂きました。それを実践して少しづつですが経験値を増やしてきました。
特に3年前からJB霞ヶ浦に参戦し、行動を共にさせてもらっているフミさんと桜井さんからは多くの事を教わり、刺激をもらっています。霞ヶ浦に行くことにしたのも、違うフィールドでの経験を増やし釣りの幅を広げたかったからです。結果は散々ですが、多くの事を学ぶことが出来ました。
共に楽しんでいる選手の皆さん、いつもお世話になっている、ふないちボートの朗さん、運営スタッフの皆さん、この場を借りてお礼をさせてください。
本当にありがとうございました!
また来年はゼロからのスタートになります。
皆さんに負けないように精進したいと思いますので、よろしくお願いします!
あ!フミさん、桜井さん、中川さん!
またキャンプ飯しましょうね♪