レポート
桜の季節が終わり、入梅もまだだの今時期。待ちに待ったアオリイカシーズンの到来だ!と言っても、釣行は既に4回目。よく考えたらゴールデンウィークから4週連続の釣行だった。(妻に感謝!) チュマじゃないよ。
館山2回、伊豆1回、そして今回の外房ツアー。(遊びすぎだっちゅーの!ムギュ!)
成績も今期負けなしの3連勝中。始めた頃の“2ヶ月間ノースクイッド”が嘘のよう、間違いなく腕も知識もエギの数もあがっています。
実は伊豆釣行では、滝さん似の人がヤエンで入れ食いの中、まさかのアブレをラスト5分で逃れた苦い思いをしてきました。にもかかわらず、イカ仲間の後藤氏と「やっぱDEEPだね!」と二人で変な納得をして今回の外房釣行となったのですが、実績、情報がほとんど無くどこに行こうか迷っていました。そんなときは頼れるのがNABメンバー。YASUSHI氏が丸勝で小耳で挟んだ情報をもらった。「外房M部港でキロサイズが立て続けに3本釣れた!」だと。
釣れると聞けば取り合えず行くのが釣り人の習性。光に向かって飛ぶ虫のようです。車を飛ばして、2時間弱で到着。外房は高滝ダムを抜けていくと館山よりも近いのです。
釣り場に着くと先客エギンガーが2人いました。タックル、シャクリ、エギ、どれを見てもビギナーの2人。「釣れますか?」も聞きませんでした。 その二人が堤防の先端からテトラに移った。「ヤリー!」うまく堤防の先端を確保できたと思った矢先。そのビギナーが「釣っている…」まぁ小さいからいいか。と安心していると、更にもう1人が「釣っている…デカイ」
いやいや、僕は分別を持った釣り人…だったはず。ウ~ン…気がつくと何故か僕もテトラの上に立っていました。しかし、しばらく投げても釣れない。
春は底取り、僕の最近のフェイバリット、エギに糸重りを巻いた。フォールさせて底を取り2シャクリ目のフォール。
ラインが張り、走った。
「スクイッド、オン!」(こんな事は言わないよ。)
後藤さんをチラッと見ると、僕を見てイカなのか根がかりなのか微妙な顔つきをしていました。ドラグ音に気付かされて、やっとギャフアップ。推定キロアップの良型。後で計ったら960gキロダウンでした。(泣)
初めに釣った人はクーラーを車に取りに行くのがイカツアーの掟。車まで猛ダッシュで走ってクーラーを取りに行った。
イカを絞めクーラーに入れ「ふぅ」と一息つき後藤さんを探すと、いない…あっ!なんと僕が釣ったポイントにチャッカリ立っている。まぁ釣り人の性。しょうがないか。
しかし、しばらく投げても二人とも釣れない。その時、虫の知らせがしてチラッと後藤氏を見ると、まさに合せの動作に入る瞬間でした。(何故か多くないですか?合せの瞬間を見てしまう事。)
「スクイッド、オン!」(言いません。)
しかもデカイ…かなり(汗)1,400gの大型。負けた…
その後は港巡り・釣具屋巡りをして夕方には帰宅。外房での実績に二人とも大満足。一皮ムケて帰って来ました。
ウチの食卓ではイカといえばアオリイカ。他のイカは食べられません。
春のアオリはおいしいぞ!