NaritaAirportBasser21NaritaAirportBasser21

03 US.OPEN参戦記

No.014

レポート

2003年9月8-10日 [アメリカ レイクミード] 投稿者:ブー

「アメリカのトーナメントは、やっぱりいつかは出てみたいなあ~」と、トーナメントに参戦していて思ったことはありませんか?私もその一人でしたが、参戦するきっかけがないまま、ダラダラ過ごしてきましたが、私たち夫婦で出場した昨年のDAIHATU Basserカップで準優勝してしまい、US.OPEN出場のチケットを手に入れてしまいました。もちろん、上位入賞を目指し、山中湖に通って(印旛は怠って)勝ち取ったチケットでしたが、準優勝するとは思っていなかったのが本音です。参戦記と言われるものは私のホームページなどにも載っていますので、ここでは極力私の感想を交えて書いていきたいと思います。

まず、今回の舞台となったレイクミードはラスベガス市内から車で1時間あまりのところです。私たちはJTBのツアーに便乗する形での参加だったわけですが、ラスベガスの市内のホテルに宿泊し、現地コーディネーター(ライターの菅原さん)が現地でキャンピングカーを借り、それにツアー参加者が乗りまして、レイクミードまで行き来していました。

日程は、到着初日は、フィッシングライセンスとライフジャケットの購入、レジストレーション(参加登録)、2日目はプラクティス、3日目はオフリミットデイで、レセプションが行われ、4日目~6日目はトーナメント、そして最終日は自由行動という日程です。日本にいて、これを見ると、「まあ、そんなもんかなあ」と思いますが、やはり海外に行くと、旅の疲れが出てきて、意外にタイトな日程です。プラクティス、トーナメントの前日は寝るのは10時頃、起きるのは、夜2時起きです。これで、灼熱の太陽の下、釣りに出るのは過酷です。

到着初日

到着初日は、フィッシングライセンスとライフジャケットの購入のためFLWのメインスポンサーでおなじみウォルマートに行きました。ライフジャケットは、PDFと言われるアメリカの規定に通ったものでないといけないので、ここで、その規定の通っている安いライフジャケットを購入しました。そのあと、ウォルマートの正面にある、今回のオフィシャルホテルであるサンセットステーションへ行きました。

レジストレーションといって参加登録をしなければならないのです。ホテルの部屋の一角でこのレジストレーションは行われるのですが、ここで帽子とTシャツが販売されていて、思わず購入してしまいました。あまりかっこいいデザインではないのですが(笑)なんだかんだいって、この日は9時ごろホテルに到着、食事をとり、11時過ぎに就寝でした。次の日はプラなので、2時ごろに起きなくてはなりません。

オフィシャルホテルとなったサンセットステーション

プラクティス

2日目はプラクティスです。私たちはバイロン・ヴェルビックと乗船することになりました。バイロンのボートは今回からバスボートが新しくなり、今まで乗っていたコブラからレンジャーに乗り換えたとのこと。しかし、トローリングモータートラブルで、バイロンはキレてました。(ちょっとおっかなかったです。)

しかし、どうにか改善し、そのあとはプラクティスというよりガイドに近い釣りをさせてもらいました。同じツアーに参加した香取さんが去年のプラクティスでバイロンと乗ったので、そのときの様子を聞いてみると、昨年は日本語による下ネタ炸裂だったようですが、残念ながら今回は奥さんも一緒だったため、そういう一面は見れませんでした。

話を戻し、バイロンからは、レイクミードで釣りをする上での重要な2点のことを教わりました。

1つは「マッチザベイト」近年、レイクミードのベイトフィッシュは小さくなってきているそうです。なので、小さいトップウォーターを投げたら、「グットチョイス」と言われました。

もうひとつは「ノーベイトノーフィッシュ」です。レイクミードはクリアレイクなので、回遊しているベイトが良く見えます。目などで判断し、ベイトが入っていないところはすぐ見切ります。

2つとも当たり前のことなのですが、広いレイクだからこそ、上記のような基本的な技術が大切になってくるんだなあと強く実感しました。

  • バイロン・ヴェルビックのレンジャー
  • バイロンと私

3日目はオフリミットデイで、釣りはお休みです。そのかわりサンセットステーション内のイベント会場では、スポンサー・パーティシペーションといわれるサンプル品の配布が行われました。

ここでNAB21のメンバーである川嶋久司君に会い、ちょっと会話をしました。話を聞く限り、かなり良いパターンをプラで見つけているとのことです。しかし、AAA(ノンボーターの部)で出場するので、操船権のないノンボーターは自分の行きたいスポットなどにはなかなか行くことができないのが現状なのです。このあたりが、ある程度トーナメントを経験してきた人にとってはもどかしいところかもしれません。

サンプル品をもらったあとは、食事をとり、パートナー抽選になります。私の初日のパートナーはラスティー・ブラウンという人でした。

ボーターの優勝賞品はこのレンジャーです

トーナメント初日

トーナメント初日は、ナローズという、名前どおり狭い渓谷があるのですが、そこを抜けたところでメインレイクに面している岬エリアを重点的に狙いました。本来は、そこから30分ほど走ったところにあるオーバートンというエリアに行く予定だったのですが、レイクが荒れ気味のため急遽、そのエリアに入ることになりました。

風下にあたるのですが、ワンド内は風があまりなく、ベイトも入っている雰囲気がありました。この日はそこでほとんど時間を使い、パートナーのラスティーが3匹、私は1匹のキーパーを持ち込み、フィニッシュ。実は私の釣った1匹は2ポンドを楽に越えているもので4匹中最大でした。

しかし、検量に行く際、ラスティーに「ボートで待っていろ」といわれてしまい、ラスティーは1人で検量に行ってしまいました。アメリカでの初ウエイインをできなかったことはすごく悔しかったですが、そういうときはしっかり自分の意見を主張しなければいけなかったなと反省しました。やはり、日本とは文化が違うのです。

トーナメント2日目

トーナメント2日目のパートナーはアツイ男、ケビン・マーティンでした。昨日は、8ポンドを持ってきていていました。彼はまだ20歳で昨年のWON BASSルーキーオブザイヤーです。意外とこういうヤツはしっかり魚持って来るんだろうなあとかなり期待をしていましたが、若さが裏目に出たとでもいいましょうか、結果はパートナーがキーパー2本、私はノンキーのみでフィニッシュでした。

この日に回ったスポットはテンプルバーと言われる、やはりメインレイクに面したエリアでした。見た目が非常に良いグラスエリアでしたが、ベイトの数が少なかったように思えました。

でも、3日間のパートナーの中で一番会話をしたパートナーだと思います。なかでも検量後、ボートに戻り、ケビンと別れるとき、断片的にしか聞き取れなかったのですが、「グットパートナーだったよ」とか「次は俺の住んでいるサンディエゴにきなよ。タダでいろいろなレイクを案内するから。」とかうれしいこと言ってくれました。「日本に帰っても応援してくれよな。FLWのHPから俺の名前が検索できるから」などと、将来ビックネームになるぞという意識が強かったように見えました。今後注目してやってください。

トーナメント3日目

トーナメント3日目は、昨年、一昨年と入賞しているマイク・ボールドウインがパートナー。私のここまでのトータルウエイトは9ポンドちょっと。たぶん、7~8ポンド取ってくれば入賞かな?と思っていました。とらぬ狸の皮算用ですが、マイクは、2日目の時点で両日とも5本しっかり揃え、13ポンド後半の14位。7~8ポンドは不可能ではないウエイトです。他力本願ですが(笑)もちろん、良いポイントにしっかり入ってくれれば、自分だって釣ってやるぞという意識はもっていました。

しかし、この日、マイクの取った作戦はビックフィッシュ狙いでした。14位とはいえ、トップとの差は6ポンド近くありました。その差を埋めるべく、ビックフィッシュを狙いにいくと言ったのです。入賞を狙うのではなく、優勝を狙いにいく姿勢はまさにプロと言えるものでした。その反面、入賞を目標にしていた私は、まず着実に5本揃えてほしいなあと思う心はありましたが…。

結局この日は、マイクの釣った2ポンドフィッシュ1匹で終了でした。「当ればデカい」というエリアをしぼりこんでいたようですが、残念ながら期待する結果は得られませんでした。

最終日のパートナー、マイクボールドウインと

最後に

トーナメント結果は85位と良いとはいえない成績でした。しかし、それ以上に得るものは多く、アメリカのトーナメントを肌で体感できたことは、非常に新鮮でした。是非また、参加したいと思っています。お、お金と環境が許せばですけど(笑)。

メンバーの中で、「US.OPENに出てみたいっ!!」と言う方はいつでも声をかけてくださいね。ここにも書けない裏話もたくさんあるので(笑)

見にくいですがサンセットステーション内のイベントホール

ブーさんHPでの参戦記